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希望番号制度

希望番号制度とは、自動車のナンバープレートに自分の希望する番号を付けることができる制度のことです。

登録自動車では、一部の地域で1998年5月から希望番号制度が始まり、1999年5月からは全ての地域で実施されています。また、軽自動車では、2005年1月から実施されています。

希望ナンバープレートでは、希望できるのは4桁以下のアラビア数字部分(一連指定番号)のみです。地域名表示・分類番号・ひらがなを希望の数字や文字にすることはできません。

 

希望番号の対象車両

希望ナンバー制の対象となるのは、自家用の登録自動車、事業用の登録自動車、車両番号のかな文字が「わ(貸渡)」および「A B(駐留軍)」を除く自家用の軽自動車となっています。事業用の軽自動車や二輪車は対象外となっており、申し込みをすることができません。

登録自動車とは、自動車検査証に記載されている自動車の種別が普通、小型又は大型特殊のいずれかの車両のことを指し、軽自動車とは、乗車定員4名以下または最大積載量350kg以下で自動車検査証に記載されている自動車の種別が軽自動車の車両を指します。

 

一般希望番号と抽選対象希望番号

希望番号には、一般希望番号と抽選対象希望番号の2種類があります。

【一般希望番号】

一般希望番号とは、抽選対象希望番号に設定されていない番号のことです。抽選対象希望番号と異なり、

その番号が払い出されていない限り抽選をせずに取得することができます。

【抽選対象希望番号】

抽選対象希望番号とは、特に人気が高いため、抽選制となっている番号のことです。毎週1回コンピュータにより抽選が行われ、当選した方のみが取得できます。

抽選対象希望番号には、全国一律で抽選対象希望番号とされている番号の他にも、特定地域名表示において追加で設定されている抽選対象希望番号もあります。

 

ナンバープレートの種類

ナンバープレートには、ペイント式と字光式の2種類があります。希望番号の申込時に、どちらの種類にするかを選ぶことができます。

【ペイント式】

通常のナンバープレートは、ペイント式です。

【字光式】

字光式ナンバープレートは、ナンバープレート裏に専用の照明器具を取り付け、文字の部分を光らせる仕組みになっているナンバープレートのことです。視認性の向上を目的とし、1970年から交付が開始されました。

図柄入りナンバープレートや事業用軽自動車のナンバープレート等は、字光式ナンバープレートにすることができません。また、字光式ナンバープレートが取り付け不可と自動車カタログ等に記載されている場合もあるので、あらかじめ取り付け可能かどうかの確認が必要です。

 

希望ナンバープレートの交付手数料

注文制作される希望ナンバープレートは、通常のナンバープレートよりも高い交付手数料を予約時に支払う必要があります。

一般希望番号の申込については、申込時に交付手数料を支払います。

抽選対象希望番号の申込については、希望番号が当選しただけでは注文をしたことにはならず、指定期限内に交付手数料を支払う必要があります。

交付されるナンバープレートのサイズや種類等により交付手数料が異なります。一般希望番号と抽選対象希望番号の交付手数料は、同じ料金です。

 

希望ナンバープレートの交付期間

希望ナンバープレートは、通常のナンバープレートと異なり、注文製作となります。申込完了後または抽選対象希望番号の場合は当選後、交付手数料等の入金確認がされてから、ナンバープレートが発注されます。交付可能期間内に、指定の予約センターで希望番号予約済証を受領し、運輸支局等での登録または軽自動車検査協会事務所での届出が完了後、希望番号予約センターで希望ナンバープレートが交付されます。

交付可能となるまで目安としては、土日祝日及び年末年始を除く4日(字光式ナンバーは5日)程度ですが、各予約センターや地域によって異なる場合があります。また、豪雨・豪雪等の悪天候、自然災害、感染症感染拡大防止、その他やむを得ない事由により変更される場合もあります。

希望ナンバープレートは、交付可能期間内に交付を受ける必要があり、期間を過ぎてしまうと、失効になりますのでご注意ください。